歌い合う事の素晴らしさ、楽しさを共有する場として、合唱の原点である少人数のアンサンブルを再認識する…

歌い合う事の素晴らしさ、楽しさを共有する場として、合唱の原点である少人数のアンサンブルを再認識すると共に、合唱愛好家の底辺を広げるために開催して、今年で２５回目を迎える。２名から１６名までの編成で、小学校から社会人まで幅広い世代の県民が参加し、地域を越えて交流するフェスティバルである。

当日は、小学生、ジュニア、中学生、高校生、大学生、一般の女声、男声、混声のコーラスと広い世代のアマ…

当日は、小学生、ジュニア、中学生、高校生、大学生、一般の女声、男声、混声のコーラスと広い世代のアマチュアコーラス４２グループが参加した。講師２名に各グループの演奏についての講評を記していただくとともに、ヴォーカル賞、アンサンブル賞、フエスティバル賞を各２グループずつ、計６グループを選出。
今大会で最も講師の印象に残り、もう一度演奏を聴きたいグループに与えられる、アンコール賞に「エスペランサ」を表彰し、演奏を披露してもらいコーラスの楽しさを伝える場になった。また、観客にくじを引いてもらい、その場で読み上げられたグループが演奏するサプライズ賞も大いに会場を盛り上げた。

毎年、小学生から大学生と若い参加者も多く元気あふれる演奏に、熟年の参加者も大いに刺激を受け、相互に…

毎年、小学生から大学生と若い参加者も多く元気あふれる演奏に、熟年の参加者も大いに刺激を受け、相互に高め合う機会となった。単独で演奏会の場を持てない少人数のグループにとって、唯一の発表の場になり、まさに「県民文化祭」となっている。開催地を固定化しないがゆえに、来場者は多少の変動があるものの毎年、楽しみにしているファンも多く、県を挙げての県民文化祭の文化振興行事としての役割を果たしたと言える。今後も福岡県内各地で本フェスティバルを開催し、出演者同士の交流、出演者と聴衆との交流、そしてなにより出演者と開催地の人びととの交流など、心の通い合いにも目を向け、歌声の輪を通じた人の輪(和)を福岡県内に広げる催しである。

開会式（開演10：00） １ 主催者挨拶 福岡県合唱連盟理事長　岩﨑 洋一 ２ 講師の紹介　合唱指揮…