イベント情報
令和2年度
芸術体験講座真の芸術文化のすばらしさを多くの児童・生徒達へ
開催期間
令和2年度
開催場所
入場料
なし
備考
会 場:県内小・中学校及び特別支援学校 17校(※ほか3校中止)
お問い合わせ
福岡県文化団体連合会(県文連)
TEL:092-643-2875 まで。
また、ホームページ
http://www.fukuokakenbunren.jp/
でも紹介。
概要
この事業は、平成17年度から始まった事業で、県内の小学校、中学校、特別支援学校に、プロの芸術家や伝統文化の継承者等を派遣して、学校教育活動の中で様々な芸術文化を体験することで、芸術文化の楽しさや素晴らしさを知る機会の充実を図り、児童生徒の豊かな人間性と多様な個性を育むことを目的としている。
事業の内容
○実施機関 福岡県文化団体連合会(事務局)に「令和2年度芸術体験講座実行委員会」を設置。 (実行委員会は平成25年度から) ○芸術体験講座の実施時間等 時間 1学校あたり90分(学校の授業単位2時限相当) 会場 学校施設(体育館、講堂、多目的ホール等) ○事業実施の留意点 ・講座実施希望校調査の実施と実施校選定 ・実施決定校の実施講座による成果の確認 ・芸術団体と学校間の講座内容の確認 ・講座実施当日の連絡調整と事業実施(結果)報告書の提出
新型コロナウイルス感染症に対応した講座
○2020年3月に発せられた学校関係の全国一斉休校措置を受けて、芸術体験実行委員会では、文部科学省ガイドライン等を基に開催することを決定した。
・実施希望調査の募集締め切りを1ヶ月延長し、講座開設を2021年2月までとする。
・説明会では、文部科学省のガイドラインのほかに、全日本合唱連盟、各地区の教育委員会(学校行事に関して)などの資料を基に、学校、芸術団体ともに、各講座毎に開設に至る迄の連携を密にして、安心して実施できる環境を整える。
・講座開催当日であっても、学校、芸術団体に開催が不可能と思われる場合は中止とする。
以上のことを確認して開催校を20校決定した。結果として3校が開催を断念し、17校が実施した。
○開催が出来なかった理由
①講座内容が対面や子供の横に座っての指導なので「三密」を避けられない。
②指導の講師が高齢なので、感染に対する不安から今回は辞退を要望された。
③緊急事態宣言を受けて、文部科学省の通達や都道府県教育委員会・市町村教育委員会から校長会へ学校行事等について説明などがあり辞退の申し出があった。
成果と課題
○成果
・学校からの報告書や児童生徒の感想文を読むと・コロナ禍で卒業式、入学式を始め、遠足、体育会の中止など楽しみな行事が次々と中止になる中で、今回児童・生徒達が芸術体験活動を通して芸術の素晴らしさ、楽しさ、面白さ等を学んだことが書かれており、芸術に対して興味や関心が高まり、感動を与えたと思われる。
・芸術団体も学校側からの要望(コロナ禍における開催、体験活動に変わる内容の変更)などを受け入れて頂き、充実した講座となった。
・コロナ感染予防対策を理解して、マスク、フェースシールドを使用し、感染予防に十分配慮した講座活動になった。
・小規模・少人数の学校では、学校独自で民間の芸術団体等を招聘することは、予算的にも厳しく、次年度も芸術体験講座を希望したいなど、本講座の開催を喜ばれた。
○課題
・今年はコロナ禍における開催だったので開催時期を延長したが、時期的に講座実施の環境には若干厳しい様子が見受けられた。
・講座実施決定校が事前説明会の日に、地区によっては終業式と重なって出席できない学校があったので、今後検討する必要がある。
芸術体験講座(事業)のご案内
*福岡県下の小学校・中学校・特別支援学校に「(登録)芸術団体・個人」を派遣します。
*派遣できる(登録)芸術団体・個人の皆様は、「伝統芸能(能、琴、尺八など)」、音楽(ピアノ、ヴァイオリン、ホルン)ダンス」など。学校が講座を選べます。
*細かなお手伝いは、(芸術体験講座実行委員会)が行います。
*実施に要する報訓(謝金)、交通費(旅費)は、福岡県文化団体連合会が負担します。