小中学生が伝統文化・能楽の体験を通じて、日本文化を正しく理解してもらうための体験型教室で、１５回目の開催です。足袋の履き方や所作に戸惑う子どもたちが、3日間という短期間で発表会の舞台を目指すなかで、自主性が芽生え、協調性が育まれます。

能楽教室では、シテ方（謡い、舞）に絞って体験してもらいます。専門的な技術と併せ、立ち振る舞いや挨拶など、初歩的なことを重点的に指導します。受講者は２～３グループに分かれ稽古し、最終日には能楽堂の舞台で発表会を開催。稽古の成果を保護者に披露します。子どもたちの成長と舞台でのパフォーマンスは毎回目を見張るばかりです。