イベント情報
終了 2019/10/27(日) 13:00〜17:00
第27回ふくおか県民文化祭2019 短歌大会日本古来の短歌を愛する皆さんと
向学の場を共有し短歌の振興を図る
開催期間
2019/10/27(日) 13:00〜17:00
開催場所
福岡県中小企業振興センター
入場料
無料
お問い合わせ
第27回ふくおか県民文化祭2019
短歌大会実行委員会事務局 河野幸子
TEL:0940-33-6583
FAX:0940-33-6583
概要
福岡県内の短歌愛好者が期を一にして集い作品の発表を通して交流と親睦を深めます。同時に招聘した歌人の講演や作品の講評を受ける中から自己啓発の機会を持つものです。合わせて高齢者の生き甲斐づくりに寄与し、また次世代への文化の継承を促し、県民文化の発展に尽くします。
ココが見どころ！
今年の講師は若手の歌人染野太朗先生をお招きして「短歌の今を読む～世代の枠組みを超えて～」と題し講演をしていただきます。染野太朗先生は歌誌「まひる野」に所属され2012年第18回日本歌人クラブ新人賞、2018年第48回福岡市文学賞を受賞され、2015年4月より「NHK短歌」Eテレの選者を担当されました。若い歌人の作品を積極的に紹介、解説をされながら上の年代歌人との世代間ギャップを埋めたいとの熱い思いを伝えてこられました。染野先生の新鮮なご講演をご期待ください。
事業概要
福岡県の短歌愛好者が期日を一にして集い、短歌作品の発表や講演を通じ、作歌意欲を高めあい、歌人同志の交流の場とする。また、高齢者の地域文化事業参加を通じた生きがい作りに寄与することも目的とする。例年、歌壇をリードする歌人を講師に迎え講演を戴くと共に、選者数名と共に選歌していただき、大会当日、受賞者の表彰を行う。同時に短歌大会作品集を作成し応募者に配布する。
当日の状況
当日は天気も良く、会場は満席の盛況であった。ご家族での参加も多く、また、当日参加の方や、講演を聞きに参加された方も目立った。講演は、現代の日本歌壇を牽引する若手歌人のおひとりである染野太朗先生で、現在の若手歌人の歌を中心に現代短歌の現状や、その読み方、またこれからの短歌に寄せる先生の思い、などを話され参加者は講演に聞き入っていた。
また今年から、若い方を応援する「歌人会奨励賞」を設け特別賞は13賞となった。特別賞13名に欠席はなく、99歳の方は車椅子で、又、ねんりんスポーツ・文化祭最高齢者賞の方々も壇上で表彰を受けられた。多くの方々と交流した意義ある大会であった。
まとめ
出詠料1首1000円。県下の短歌愛好者より6月1日より1か月間応募を募り、8月下旬、選者会議を開き受賞者を選出した。短歌作品は710首の応募があり、最高齢者賞男女2名を含む13名に特別賞を授与した。他、各選者10名ずつの秀逸、30名ずつの入選作品を選出し、その作品を掲載した、短歌作品集を作成し、大会当日、参加者に配布、欠席者には後日郵送した。
当日プログラム
12：30 受付開始 13：00 開会行事 主催者、来賓紹介、挨拶 13：25 表彰・賞状授与 13：45 選歌講評 選者：染野太朗、青木昭子、 山下翔、植村隆雄、大野英子 (休憩 15分) 15：00 講演 染野太朗先生 「短歌の今を読む 〜時代の枠組みを超えて」 16：30 閉会
